ご家庭ごとに違うおやつの形

おやつの時間や内容は、
ご家庭ごとに本当にさまざまでした。

帰宅後すぐに食べていた方、
夕食後に家族と一緒に食べていた方、
時間を決めず自由に食べていた方など、
それぞれの生活の中で自然と身についてきて、
当たり前になっている習慣があります。

中には、移動支援で自分の工賃(給料)で買ったおやつを楽しみに、
日中作業のモチベーションにつなげている方もいます。
そうした背景を考えると、
入居と同時に一律で切り替えることには抵抗がありました。

そのため、現在も「みんな同じ時間・同じおやつ」に統一していません。

実際に統一を試した時期もありましたが、
習慣の違いによる負担が大きく、難しさを感じたため、
入居直後に急な切り替えは行わず、
まずは安心して過ごせることを優先しました。

帰宅後すぐ食べる方、夕食後に食べる方など、
食べるタイミングや内容は個別に調整しています。

入居してすぐの時は、
居室で様子を見たり、リビングで食べてもらったりと、
数か月〜1年ほどかけて形を整えました。

現在は、おやつの時間も落ち着いた形で定着しています。
この調整の時間は、
利用者さんが安心して生活に慣れるためであり、
同時に、現場スタッフが無理なく支援できる形を見つける時間でもありました。

健康面への配慮が必要な場合は、
量や種類、食べるタイミングについて、
保護者の方や医療機関と相談しながら決めています。

また、週末にご自宅へ帰省される方が多いため、
週明けに1~2週間分のおやつを追加していただくなど、
ご家庭と連携しながら対応しています。

今後、高齢化に伴い健康面への配慮は必要になりますが、
安心や楽しみとしてのおやつの時間は、
これからも大切にしていきたいと考えています。